お子さんのご相談など質問をお待ちしております。
最近の宇佐川研でいただいた相談では、「ことばがなかなかふえていかない」という4歳のお子さんのご相談をいただきました。
ことばは、発達の総合産物ともいえます。
ことばを話すには、伝えたいと思う意欲なども含めて様々な力が必要です。
また、脳の中の言語野という部分がはたらくことも必要です。
言語野は左脳にあります。脳の中で右脳と左脳が連携してはたらくことも大切です。
よりよくはたらくには、まず、身体のミッドラインとも呼ばれる「正中軸」が育つことが必要です。
正中軸を育てるには、宇佐川研で何度もお伝えしているように、回る、跳ぶ、揺れるなどの平衡感覚を使った運動や遊びをたくさんしていくことが大切です。
さらに、音を理解する力や、ものごとをイメージする力なども必要となります。
ことばが出ないからといって、無理に話させようとするとするのは、余計に脳に負担がかかり良くない方向へ向かいますので、まずはコミュニケーションとして、思いを楽しく伝え合う経験を大切にされてください。
動画等でことばの発達についても今後お答えしていきます。
ぜひ、サロンにご参加された方のご質問をお待ちしております。
臨床発達心理士
植竹安彦